明日は日航ジャンボ機墜落事故から19年
明日8月12日は、日航ジャンボ機墜落事故から満19年になる。
もう19年もたつのか。過ぎてしまえば早いものだが、この間に世界も日本もすっかり変わってしまった。
1985年という年は、ゴルバチョフがソ連共産党書記長に就任した年だ。この時、数年後にはソ連がなくなっていると、だれが予想し得ただろうか。
中曽根首相が、戦後政治の総決算をスローガンに打ち出したのも、この年だ。
民営化という言葉がまだ耳慣れなく、この年、電電公社が民営化されてNTTに。国鉄の民営化はこの2年後のことだ。
映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」が封切りされたのがこの年だ。「夕焼けニャンニャン」が注目を集め、なんと阪神タイガースが21年ぶりの優勝を果たした。
歳月はめぐり、日航ジャンボ機墜落から3年半後には、昭和が終わる。
年々歳々人同じからず。再々年々花相似たり。うつし世は夢のごとくに移り変わり、うつろうことこそが唯一の法則なのか、と思うほどに何もかもが変転していく。
この間、多くの身近な人たちが他界していった。生あるものはいつか必ず死ぬ。
幸いにして大きな病気や事故に遭うこともなく、僕がこうして生きているのは、危険に満ち満ちたこの世においては、ある意味で奇跡といっていい。
あさっては、ふるさとにお盆の墓参りに行く。かつては、墓参りで帰省した時には、必ず海水浴をしたものだが、いつのまにか海にも行かなくなった。
さまざまなこと思い出すお盆かな(芭蕉の句を少し変えて)
21世紀の残り日数 35206日
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