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2004/08/27

日本人が中国に行くと、自分の名前は中国語読みになる

マオ・ヅードンと聞いて、誰のことかすぐに思い浮かぶだろうか。毛沢東の正しい読み方すなわち中国語読みである。彼は、モウ・タクトウではないのだ。

今日の朝日新聞の投書欄に、こんな投書が乗っていた。

62歳の日本人の男性からで、「私が中国で中国語読みで呼ばれたら自分のこととは分からず、自分が尊重されていないと受け止めるでしょう」とある。

この投書の主にはまことに気の毒だが、実際に日本人が中国に行った時には、決して日本語読みでは呼んでくれない。
ホテルでも空港でも、日本語の読み方がどうであれ、それには全くお構いなく、中国語読みでしか通用しない。

例えば、田中一郎さんならティエンジョン・イーランさんになり、山下好美さんならシャンシア・ハオメイさんになるのだ。
私はそんな名前じゃない、と開き直ってみても無駄である。

中国に行って、自分の名前を呼ばれたり名乗ったりするケースが想定されるならば、自分の名前が中国語で何と発音されるのかを、知っておかなければならない。

ゆかりさんや、リカちゃんなど、ひらがなやカタカナ名の人は、その音に近い漢字をあてはめて、中国語の読みを作っておく必要がある。

そんなことを言っても、中国語の読み方なんて分からない、という人のためには、「漢字の中国語読み検索」というサイトがあって、自分の名前を入れれば、たちどころに中国語読みが表示される。

これで僕の名前を入れてみると、チンシュイ・バンションとなる。そうか、俺ってチンシュイ・バンションなのかあ、舌をかみそうだな、と思ったところでどうしょうもないのだ。

今は新聞もテレビも、韓国や北朝鮮の人名については、キム・ジョンイルやキム・デジョンというふうに朝鮮語読みをしているのに、なぜか中国人については一貫して日本語読みに固執してきている。

そのことを考えると、日本人が中国に行って、自分で本当の名前と思っている読み方をされなくても、文句は言うわけにいかない。お互い様であり、おあいこなのだ。


21世紀の残り日数 35190日

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