マイシティ新宿の地下2階が、全面リニューアル
マイシティ新宿の地下2階が、これまでの食料品売り場から全面リューアルして、個性的な店が並ぶおしゃれなフロアに生まれ変わっている。
なんの店だろうかと立ち止まりたくなる店も少なくない。
真っ赤な自転車に乗る犬。この店は、DOG CLUB ISTという、犬のための専門店だ。
この店のインテリアや品揃えは、ペットショップという概念をはるかに超えている。
犬のためのジーパンやジーンズの帽子、ハンチング、タイ付きシャツ、ベストなどは、人間がほしくなるくらい洗練されていて、それなりのお値段だ。
ちなみに、ジーパンは8000円、ベストは7000円、帽子は4000円だから、ほぼ人間のものと同じくらいだ。
乗降客数が日本一の新宿は、日々に変貌を重ねつつあり、永遠に完成をみることのない都市なのではないか、とさえ思われる。
いまは新宿三越が、百貨店であることをやめて大改装工事中で、オープンすればマイシティ新宿と競い合う個性的なテナントが数多く出現しそうだ。
新宿のデパートの中で、最も新宿らしいカラーと時代を先取りする前衛性で、大きくリードしているのは伊勢丹だ。
伊勢丹のデパ地下は、OLたちに圧倒的に支持されているが、これに負けていないのが、小田急のデパ地下で、おそらく新宿で一番の規模だろう。
8年前に華々しくオープンした南口の高島屋は、地下街に接続されていないのが弱みで、現在大工事が進む南口周辺と甲州街道の整備に、どれだけ一体化されるかがカギになりそうだ。
京王は、阪神タイガースグッズをおくなど工夫はしているのだが、小田急のように南口に通じるモールがないため、人の流れがストップしてしまうという構造的な問題がある。
新宿の街はいま、JRの線路によって東西に分断されていて、地下でしか行き来することが出来ない。
新宿のさらなる発展のためには、一日も早く、広くて使い勝手のいい東西自由通路を設置することが急務だろう。
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