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2004/11/12

手塚治虫記念館と宝塚大劇場の雪組公演

今日は宝塚に行って、市立手塚治虫記念館と宝塚大劇場の雪組公演を観てきた。
写真は手塚治虫記念館入口にある火の鳥のモニュメントを前に、ケータイのセルフタイマーで撮ったもの。

入館時にもらったパンフに書かれている、手塚さんの言葉がなかなかいい。

「大宇宙の孤独に耐えて、ガラスのように壊れやすく、美しい地球に住む人間の小ささ、力を合わせていかねば生きられないこと、そして、人間がいちばん偉いのではないこと、地球に生きる動物も植物も人間も、みんな同じように生をまっとうし、子孫を生み続けていく生命体であるのだ…」

記念館の中のアニメ工房に、ハッとするようなことが書いてあった。

旧石器時代に描かれたアルタミラの壁画の中には、足が5本以上の牛がいて、これは牛が走る姿を表現したものだ、というのだ。
そしてアルタミラの壁画は人類最古の「動きのある絵」であり、アニメーションのルーツであるとされている、と書かれている。

僕はこのところ、アルタミラの壁画にアートと表現、虚構と現実の問題を探るカギがあるように感じていたのだが、アニメーションのルーツでもあるとは、なかなか奥が深いものがあると思った。

そのあと観た宝塚の雪組公演「青い鳥を捜して」初日は、タカラヅカ90年のラストを飾るにふさわしい素晴らしいステージだった。

神戸は明日が最後で、昼過ぎの新幹線で東京に帰る。


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