旅の終わりに見つけたオブジェ
京都・神戸の旅の終わりに、面白いものを見つけた。
「未来に行く者達へ」と題するブロンズのオブジェで、三宮センター街の小さな交差点の角にある。
一人の人間と一匹の犬がいる。その右脇には、一本の大きな木があり、左上には一羽の鳥がいる。
これは全体が、竪琴の形をした船になっている。
未知の荒海への、海図なき旅。豪奢な知の探険隊。
それは、デジャ・ヴュのようでもあり、予知夢のようでもあり、懐かしい未来のようでもある。
オブジェの後ろには、こんな一言が刻まれている。
「生命ある者達すべてが 仲間として未来へ進む。アルパ(竪琴)が2000年の時の流れに乗る船としてイメージしました」
このオブジェを見ながら、僕の旅もおしまいとなる。
BANYUU
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