インフルエンザの予防注射をしたのは、学生時代以来かも
今日はインフルエンザの予防注射をしてきた。会社勤めをしていたころにも、予防注射はしなかったような気がする。
もしかすると学生時代以来かも知れない。
学生のころに、よくみんなで歌ったのに、「若者よ」という歌があった。
若者よ 身体を鍛えておけ
美しい心が たくましい身体に
からくも 支えられる日がいつかはくる
その日のために 身体を鍛えておけ
確かこんな歌詞だったと覚えている。
僕はあの当時、この歌の意味するところは、いつかきっと世の中を根っこのところから変える革命の日がやってくるので、その時に備えて身体を鍛えておけ、という意味だと信じこんでいた。
やがて僕は就職し、この歌を歌うこともなくなった。
ソ連や東欧の社会主義は雪崩を打って崩壊し、日本の革新勢力も労働運動も学生運動も、すべて潮が引くようにあっけなく消えていった。
革命の日は来なかった。学生当時、身を投じて打ち込んだはずの社会正義と変革は、幻だったのだろうか。
そうかも知れない。アメリカも、それに追随し続ける日本の支配層も、あまりに強く、したたか過ぎた。
だが僕はいま別な意味で、自分の健康を大切にしなければと思っている。
社会変革にかけるパワーはとっくになくなっているが、かといって世界がどうなってもいいとは思わない。
これからの未来と希望のために、僕は途中で倒れてはならないのだ。
2035年9月2日の皆既日食の日までは。
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