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2004/11/04

ブッシュ再選で世界は落胆、アメリカ国民は憎悪の標的に

041104_125200.jpg今日のブログも、「表」サイトの「つれづれ草」に連動して、ブッシュ再選について書いてみる。

「表」サイトで僕は、ブッシュ再選後の世界を言い表すキーワードは、「憂鬱」と書いたが、じつは別な意味で、アメリカ国民にとっても憂鬱がキーワードになるのでは、という気がしている。

なぜなら、アメリカ国民が今回、世界中の期待を裏切って、戦争犯罪人のジョージ・ブッシュを大統領に選んでしまったことで、アメリカ国民の責任は全世界にむき出しの形で露出し、ブッシュへの批判はアメリカ国民への批判になり、ブッシュへの憎悪はアメリカ国民への憎悪になるからである。

このことを考えた時、いかに頭の悪いアメリカ国民であろうと、自分たちがどういう状況に置かれているかが、一目瞭然となることであろう。

そう。アメリカに対するテロの可能性は格段に強まり、アメリカ国民は今回ケリーに投票しようが棄権しようがおかまいなしに、ストレートにテロ攻撃の標的にさらされることになるのだ。

テロとの戦いを前面に打ち出して、強硬な姿勢を取る大統領を選んだことが、いっそうテロの恐怖を煽り立てることになる、という皮肉な結果は、テロとの戦いの戦略が根本から間違っているということである。

恐怖におおのく日々の中からは、寛容や共存という思考は出てこない。恐怖は先制攻撃を容認し、アメリカ国民はますます一国主義の殻に閉じこもることになろう。

かくして世界は、そしてアメリカは、憎悪が憎悪を果てしなく招いてとどまらない悪循環から抜け出すことが出来ずに、ますます憂鬱の度合いを強めていくのである。

(表の新着情報:「21世紀の歩き方大研究」の新世紀つれづれ草に、「ブッシュ再選後の憂鬱な世界、アメリカの崩壊は始まるか」をアップロード)

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