東京国際フォーラムで観た短編映画『この窓、むこうがわ』
東京国際フォーラムで始まった第5回「Movies-High」(ムビハイ)を観に行ってきた。
2日間で14本の短編映画が3回ずつ上映されるのだが、僕のお目当てはCプログラムの中の、迫田公介監督・脚本による『この窓、むこうがわ』である。
なぜこの映画を観に行ったかというと、ここだけの話だが、実は僕の娘が主演で出ているのだ。
10月にテアトル池袋で催された、スーパーインディーズ映画祭「The film School Exhibition」で観客投票第1位となり、さっぽろ映画祭でも入選するなど、高い評価を得ている作品という。
なるほど、Cプログラムの5本の中では最も完成度が高く、心に残る作品だったと思う。タイトルも内容にピッタリ合っていて、「窓」がとても重要な役目を持っている。
娘は、自分を捨ててどこかで生きている父を探そうとするのか、しないのか。重いテーマがからんでいるのに、映像は風のようにさわやかだ。
ほんのちょっとした勇気を出して、一歩前に歩み出ていくことの大切さ。上映時間19分の短い作品ながら、いろいろと感じさせられる佳作だった。
明日は、この作品を含むCプログラムは、午前11時からと午後7時半からの2回ある。当日券1200円。興味のある方はぜひどうぞ。
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