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2004/12/26

夕方5時に流れてくる「たき火」のメロディー

日の暮れるのが早いとはいうものの、冬至を過ぎてからは、1日ごとに日が長くなっていく。

クリスマスの起源は、冬至でいったん死んだ太陽が蘇る農耕祭だったとされている。

ローマ時代から各地で続いていたこの祭りの日に、のちのキリスト教指導者たちが、キリスト生誕をあてはめた、というのが本当のところのようだ。

夕方5時きっかりになると、僕が住むこの地域一帯に広く、「たき火」のメロディーがオルゴールの音色でスピーカーから流れてくる。

どこから流れてくるのか、新宿区や中野区かどちらかの区が流しているのか、何年も聞いているのに分からない。

春になると、「どこかで春が」のメロディーに変わり、夏は「夏の思い出」、秋は「村祭り」に変わる。

流れる時間は、冬場は5時だが、夏場は6時に変わる。

メロディーや流れる時間が、いつ変わるのかは、何年たってもまったく気づくことなく、いつの間にか季節の移ろいとともに、さりげなく変わっている。

今年も、残り1週間を切った。冬来たりなば春遠からじ。

あと40日もすれば立春である。春よこい、早くこい。春になったら、何かいいことがあるような予感がする。

(表の新着情報:「21世紀の歩き方大研究」の新世紀つれづれ草に、「2029年4月13日、小惑星が地球に衝突する確率は」をアップロード)

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