東京に初雪、3月に降る春を告げる雪のようだ
東京に平年より4日早い初雪が降った。ビチャビチャと水っぽい雪だ。
この雪で、今年の冬は例年なみの寒さなのだろうか、と思う人も多いだろう。
が、僕の直感でしかないが、この雪はなんだか3月ころに降る、春を告げる雪のような感じがする。
太平洋側を、低気圧が通るという気圧配置からして、これは春によく現れる天気図を思わせる。
年明けてからは、時々こうした雪があるとしても、全体としては暖冬で推移していくのではないだろうか。
こんどの花粉の量は、今夏の猛暑の影響で、ただならない量になるものと予測されている。
今年も残すところ、2日となった。明々後日はもう2005年だ。
大晦日の深夜に、BS11で生放送されるベルリン・フィルのジルベスター・コンサートは、なんとオルフの「カルミナ・ブラーナ」全曲だ。時代の気分を反映しているのかも知れない。
10月18日のブログでも書いたが、最も知られている第1曲の歌詞の一部を、もう一度書いておこう。
運命の女神フォルトゥナを歌ったこの歌詞、僕はとても気にいっている。
おぉ、フォルトゥナ
汝はかの月の面の
変るにも似て、
欠けては満ち
満ちては欠くる。
人の世の、情なく、
喜びも苦しみも
意のままにして、
人の心を弄ぶ。
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント
「器楽と魔術的映像を伴う独唱者と合唱のための世俗的歌曲」というサブタイトルのついている「カルミナ・ブラーナ」は、本来踊りを伴った舞台形式の作品として書かれたもの。オルフの構想した「カルミナ・ブラーナ」を求めて活動して10年、私たちO.F.C.は年末にオルフの劇的三部作を一挙上演致します。是非、舞台をご覧頂き、「カルミナ・ブラーナ」の世界を堪能してください。
投稿: O.F.C. | 2005/11/16 05:51