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2004/12/29

東京に初雪、3月に降る春を告げる雪のようだ

04-12-29_13-14東京に平年より4日早い初雪が降った。ビチャビチャと水っぽい雪だ。

この雪で、今年の冬は例年なみの寒さなのだろうか、と思う人も多いだろう。

が、僕の直感でしかないが、この雪はなんだか3月ころに降る、春を告げる雪のような感じがする。

太平洋側を、低気圧が通るという気圧配置からして、これは春によく現れる天気図を思わせる。

年明けてからは、時々こうした雪があるとしても、全体としては暖冬で推移していくのではないだろうか。

こんどの花粉の量は、今夏の猛暑の影響で、ただならない量になるものと予測されている。

今年も残すところ、2日となった。明々後日はもう2005年だ。

大晦日の深夜に、BS11で生放送されるベルリン・フィルのジルベスター・コンサートは、なんとオルフの「カルミナ・ブラーナ」全曲だ。時代の気分を反映しているのかも知れない。

10月18日のブログでも書いたが、最も知られている第1曲の歌詞の一部を、もう一度書いておこう。
運命の女神フォルトゥナを歌ったこの歌詞、僕はとても気にいっている。

おぉ、フォルトゥナ
汝はかの月の面の
変るにも似て、
欠けては満ち
満ちては欠くる。
人の世の、情なく、
喜びも苦しみも
意のままにして、
人の心を弄ぶ。

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コメント

「器楽と魔術的映像を伴う独唱者と合唱のための世俗的歌曲」というサブタイトルのついている「カルミナ・ブラーナ」は、本来踊りを伴った舞台形式の作品として書かれたもの。オルフの構想した「カルミナ・ブラーナ」を求めて活動して10年、私たちO.F.C.は年末にオルフの劇的三部作を一挙上演致します。是非、舞台をご覧頂き、「カルミナ・ブラーナ」の世界を堪能してください。

投稿: O.F.C. | 2005/11/16 05:51

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