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2005/01/12

首都直下型地震では、車道の確保が全てを決する

今日のブログは、「表」のつれづれ草と連動して、同じテーマについて書く。

10年以内に30%の確率で発生するとされる首都圏直下型地震は、1万2000人の死者、倒壊する建物85万棟、建物の下敷きになるなど逃げられなくなる人が5万人、と政府の防災会議は想定している。

自宅に帰ることの出来ない帰宅困難者は、1都3県で650万人にのぼるとみられている。

JR東京駅には、電車が動かないにもかかわらず、20万人の通勤者たちが集まってくる、と想定されている。

これらの「浮動する難民」の群れは、東京駅からあふれ出て、皇居前広場や日比谷公園に流れていくものと見られ、この対策が喫緊の課題となっている。

新宿、池袋、渋谷、上野など、ほかのターミナル駅に集まってくる人たちも、それぞれ数万人単位に膨れ上がることだろう。

都心の職場から隣県の自宅まで、15時間から20時間かけて歩いて帰るとしても、食料や飲み水、トイレなどさまざまな問題がある。

僕は、首都直下型地震が発生した際、被害を甚大なものにするかどうかは、主要道路をすべて車両通行禁止にして、走っている車を止めてわきに寄せ、緊急車両のために車道を確保できるかどうか、にすべてがかかっていると思う。

発生直後にこの規制に失敗したら、道路はどこも規制を無視して車で脱出しようとするエゴイズムの修羅場となり、たちまちにして緊急車両すら通ることの出来ないマヒ状態に陥ってしまうことは明白だ。

道路に緊急車両が走れなくなれば、火災は放置され、けが人の救出も搬送も出来ず、政府や自治体や警察などの車も身動きがとれず、死者は1万2000人どころではすまなくなる。

避難所への物資搬入や、スーパー、コンビニへの必需品の補充も、道路が確保されていなければ、手のほどこしようがない。

帰宅困難者たちが歩き続けるとしても、途中で食べ物や水を確保する手立てがなければ、ほとんど不可能で、その意味でも車道を緊急車両のために確保することは、至上命題といっていい。

首都直下型地震の時に、規制を無視して抜け駆けでマイカーを走らせようとする不心得者に対しては(おそらく続出すると思うが)、射殺も止む無し、という毅然とした態度で臨むべきである。

(表の新着情報:「21世紀の歩き方大研究」の新世紀つれづれ草に、「首都直下型地震による帰宅困難者650万人は、どうするのか」をアップロード)

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