「教えて!goo」キャンペーン広告の気になる回答
JRの駅や地下街などに、「教えて!goo」のキャンペーン広告が大々的にはられている。
「教えて!goo」に寄せられた数々の奇問・難問の質問部分だけを、拡大してポスターにしたもので、興味を引く内容で通行人を立ち止まらせている。
「イタコを呼びたいのですが、お祭以外でも可能でしょうか、依頼先または連絡先等ご存知の方よろしくお願いします」など、回答を知りたくなる質問が30項目ほど並ぶ。
gooには、「ポスターの回答が気になる」という声が多くよせられているそうで、駅張りポスターギャラリーという緊急企画を掲載している。
駅張りポスターの内容を全部見ることが出来るだけでなく、それに対してどんな回答が寄せられているのか、読むことが出来る。
gooに限らず「はてな」でもそうなのだが、ネットの威力が検索だった時代から、いまやあらゆる知的好奇心と実用的必要性に基づく質問に、積極的に回答を出すことがネットに求められている、といえよう。
その意味では、記事の検索にすら課金というブレーキをかけて、知的好奇心を妨害している新聞社系サイトは、完全に時代に遅れつつあるような気がする。
少なくとも、その新聞を購読している読者については、その新聞の記事を過去にさかのぼってフリーで検索出来るようにしなければ、おかしいと思う。
「教えて!goo」に見られるように、知りたい欲求に対していかに迅速に有用な回答を引き出すことが出来るかは、21世紀のメディアの勝敗を決する重要なテーマではないだろうか。
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