ランチに雪のように大量の塩をかけて泣く
ランチタイムに入ったレストランで。少し味が物足りなかったので、ほんの軽く塩とコショウを振ることにする。
まずコショウ。ビンをいくら振っても出ないので、よく見るとフタをはずしてから振るようになっている。
つぎに塩。さっきと同じように、何も考えずにフタをはずして軽く振る。
ドサドサドサと、ビンの中の塩が、大量に一気に料理を覆いつくす。一振りでビンはほぼカラになっている。
こ、こ、これは‥!!! 塩はフタを取らないで振る仕組みだったのだ。
料理にかかった塩の多さといったら、まるで雪がつもったようだ。
しばし唖然、呆然となる。しかし覆水盆にかえらずで、料理を覆った塩がビンに戻るわけでもない。
余分な塩を、というよりほとんど余分なのだが、ナイフで出来る限り取り除いて、皿の脇にどける。
そんなことをしても、塩は急速に溶け出して料理に染み込んでいく。
もうグチャグチャになった料理を食べてみる。ゲエッ、しょっぱーい!
頭が痛くなるほど、しょっぱくて、味も何もあったものでない。いまにも脳卒中になりそうな塩辛さに、クラクラしてくる。
しかし、もったいないから、意を決して水を飲みながら食べる。
なんだか1年分の塩分を1食で摂取したような感じで、当分の間、塩を見るのもいやだ。
たかが塩、されど塩。過ぎたるは及ばざるがごとしとは、まさにこのことである。
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コメント
お店の人に言おうかとも思ったのですが、気の毒がられてそれでおしまいかも、と思いとどまりました。
陰謀というより、これは塩によるテロですね。
投稿: BANYUU | 2005/03/14 14:58
すみません、ふきだしました。
それ、お店の人にいってもだめですか・・・
塩屋の陰謀?!
(こしょうの伝説はありますが・・)
投稿: 秋葉OL | 2005/03/14 09:12