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2005/03/18

胃カメラ検査で胃の細胞組織を採取される

この20年間、毎年この季節になると欠かさずに受けている胃カメラ検査に行ってきた。

僕は、昔はイヤだった胃カメラ検査にもすっかり慣れてきて、苦痛もなくすんなりと飲めるようになっている。

今日は、胃カメラが胃に入っている状態で、先生が「セーケン」と言ってなにかを施して、それで終わった。

後で先生から聞いたら、「生検」つまり「生体検査」のことで、胃の中に少し赤くなっているところがあったので、その細胞組織の一部を採取したのだという。

「生検」は何年か前、大腸の内視鏡検査を受けた時にも、やったことがある。この時の結果は、炎症性のもので問題はなかった。

今日の胃の生検については、検査結果を何日後かに電話で聞くようにとのことだ。

どんな結果が出るのか分からないが、腫瘍の萌芽か何かで、除去したり焼き切るなどの処置が必要だとしても、たぶん内視鏡治療で済む範囲ではないか、とタカをくくっている。

それよりも、生検で組織を採取した後の胃を保護するための薬を飲むのがやっかいだ。

緑色のドロリとしたスライムのような液体を、1日4回、2日間飲まなければならない。

ヘンなにおいだし、まずいし、飲みたくないが、ダダをこねるわけにもいかないので、飲んでいる。

人間もシステムである以上、あちこちに故障や不調が生じるのは避けられない。

先手先手で早めに対応して、修復していけば、寿命分くらいまでは持つのではないかという気がする。

(表の新着情報:「21世紀の歩き方大研究」の新世紀つれづれ草に、「春分の日に太陽が真東から出て真西に沈むのは、どこでも同じか」をアップロード)

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