« 里子に出した我が家の雛人形を想う | トップページ | ゴルデルの『サーカス団長の娘』はお奨め »

2005/03/03

耐用年数が過ぎ、異常が続くエレベーター

このところ、うちのエレベーターの調子がおかしい。

ドアが開かなくなって出るに出られなくなってしまった、という話をこのブログに書いたのが2月12日で、それ以来、3回も修理に来ているのだが、直らない。

その都度、チップやコードを交換して行くようなのだが、依然として、ドアが半開きのまま突然閉まったり、開きかけてガタガタと開閉動作を繰り返すなど、尋常ではない。

今日も昼前、エレベーターから降りる時に、ドアが開いている途中で急に閉まって、僕の肩を強打した形になった。

昼過ぎから、また点検修理の担当者が来て、異常の原因を調べているのだが、もう5時間にもなるのに点検が終わらない。

各階のエレベーターホールに、点検中の札をはって、あれやこれやチェックをしているようだが、原因が特定できないらしい。

僕の素人的直感だが、これは部分的な故障などではなくて、老朽化そのものが原因ではないだろうか。

エレベーターの耐用年数は、20年から25年とされている。

ところが、このマンションのエレベーターは、建てられてから25年半も使われていて、大掛かりな交換は行われていない。

先月18日には、福岡市の市営団地で、改修工事中のエレベーターが12階部分から1階まで30メートル落下して、2人が死傷する事故がおきている。

ゴンドラ本体もワイヤも、各階のドアも、すべてを新品に取り替える時期にきているように感じる。

全部をそっくり取り替えると費用がかかるために、管理会社はためらっているのだろうか。

大きな事故がおきてからでは遅い。エレベーターに乗るたびに、どうか落下しませんように、と祈るようでは、生きた心地がしない。

|

« 里子に出した我が家の雛人形を想う | トップページ | ゴルデルの『サーカス団長の娘』はお奨め »

コメント

エレベーターというのは、システムへの100%の信頼があってこそ、安心して命を預けて乗っていられるのですね。耐久期限を過ぎたエレベーターは、恐怖のゴンドラです。

投稿: BANYUU | 2005/03/04 10:34

ときどきエレベーターが落ちる夢みます。
老朽化でそんなことでは・・・おそろしい。
回転扉じゃないけど、かなり責任大きいことですよね。

投稿: 秋葉OL | 2005/03/04 00:08

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 耐用年数が過ぎ、異常が続くエレベーター:

« 里子に出した我が家の雛人形を想う | トップページ | ゴルデルの『サーカス団長の娘』はお奨め »