耐用年数が過ぎ、異常が続くエレベーター
このところ、うちのエレベーターの調子がおかしい。
ドアが開かなくなって出るに出られなくなってしまった、という話をこのブログに書いたのが2月12日で、それ以来、3回も修理に来ているのだが、直らない。
その都度、チップやコードを交換して行くようなのだが、依然として、ドアが半開きのまま突然閉まったり、開きかけてガタガタと開閉動作を繰り返すなど、尋常ではない。
今日も昼前、エレベーターから降りる時に、ドアが開いている途中で急に閉まって、僕の肩を強打した形になった。
昼過ぎから、また点検修理の担当者が来て、異常の原因を調べているのだが、もう5時間にもなるのに点検が終わらない。
各階のエレベーターホールに、点検中の札をはって、あれやこれやチェックをしているようだが、原因が特定できないらしい。
僕の素人的直感だが、これは部分的な故障などではなくて、老朽化そのものが原因ではないだろうか。
エレベーターの耐用年数は、20年から25年とされている。
ところが、このマンションのエレベーターは、建てられてから25年半も使われていて、大掛かりな交換は行われていない。
先月18日には、福岡市の市営団地で、改修工事中のエレベーターが12階部分から1階まで30メートル落下して、2人が死傷する事故がおきている。
ゴンドラ本体もワイヤも、各階のドアも、すべてを新品に取り替える時期にきているように感じる。
全部をそっくり取り替えると費用がかかるために、管理会社はためらっているのだろうか。
大きな事故がおきてからでは遅い。エレベーターに乗るたびに、どうか落下しませんように、と祈るようでは、生きた心地がしない。
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コメント
エレベーターというのは、システムへの100%の信頼があってこそ、安心して命を預けて乗っていられるのですね。耐久期限を過ぎたエレベーターは、恐怖のゴンドラです。
投稿: BANYUU | 2005/03/04 10:34
ときどきエレベーターが落ちる夢みます。
老朽化でそんなことでは・・・おそろしい。
回転扉じゃないけど、かなり責任大きいことですよね。
投稿: 秋葉OL | 2005/03/04 00:08