ちょうどいい時間帯の「午後のコンサート」
東京オペラシティの「午後のコンサート」に行ってきた。
東京フィルハーモニーが年に4回組んでいる公演で、その名の通り、日曜の午後2時開演で日の明るいうちに終わる。
コンサートには行きたいが、夜はなかなか都合がつかないという人や、夜は帰りが大変で出不精になってしまうという人も、この時間帯なら気軽に行くことが出来る。
ヨーロッパなどでは夜9時開演というコンサートは珍しくないようだが、日本ではだいたい夜7時開演が多い。
これだと帰りは、酔っ払いたちと一緒の電車で帰ることになり、せっかくのコンサートの余韻もだいなしになることがしばしばだ。
今日の曲目は、「ローマの謝肉祭」や「展覧会の絵」など。「午後のコンサート」は、クラシックの中でもポピュラーな曲を中心に取り上げている。
演奏が終わったとたんに「ブラボー」と叫ぶような通は、最初から来ないようだ。
曲の合間に、ナビゲーターと指揮者のトークが入ることも多く、今日は指揮者の井上道義さんがヴァイオリンの古澤巌さんと掛け合いのトークをやっていた。
このホールはもともとマイクで音を拾うことを想定していないせいか、スピーカーの音がモゴモゴして聞き取りにくかったのが惜しい。
昼過ぎからのコンサートはほかにも東京芸術劇場の「マチネーシリーズ」などがあるのだが、僕にとっては家から近いオペラシティの方が行きやすい。
僕が次回行こうと思っている東フィル「午後のコンサート」は、来年3月の「華麗なるオペラ・アリアとロマンティック・チャイコフスキー」だが、1年も先のことなので、どうなることやら。
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