新宿駅コンコースでジャズの生演奏
2月27日の記事でも触れた新宿駅開業120周年記念イベントの一つとして、6日、東口コンコースでジャズバンドのコンサートが開かれ、大勢の乗降客が聞き入っていた。
ジャズはほとんど聴かない僕だが、このバンドはトラディショナル・ジャズを中心に演奏しているバンドだそうで、懐かしい調べの曲が多い。
トランペッターはまだ20歳を過ぎたばかりという女性で、この若い子がテナーサックスのオジサンと絶妙のかけあいで音色を響かせているところが凄い。
いま駅の役割が大きく見直されていて、エキナカという言葉が生まれるほど、駅そのものの中にエステから美容院、コンビニ、書店など、さまざまな機能を持つ空間が増殖している。
今回は昨日と今日2日だけのコンサートなのだが、これを機会に駅コンコースの一角をさまざまなバンドに解放して、自由にコンサートをやってもらったらどうか。
大勢の人たちの前で演奏する機会の少ないアマチュアバンドには、認められてもらえる格好の場になるだろう。
ボランティアで登場してくるプロのバンドもあるかも知れない。
国鉄が民営化されてJRになってから、この4月で18年になる。民らしく、もっともっと駅を大胆に生かしていく道を考えてもいい時期にきていると思う。
(表の新着情報:「21世紀の歩き方大研究」の新世紀つれづれ草に、「『食後のコーヒー』は死語になったか、先に飲む若者たち」をアップロード)
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