小学1年生がなりたい職業のベスト3は
クラレが新小学1年生に聞いた、なりたい職業のトップは、男子はスポーツ選手、女子はパン・ケーキ・菓子屋だった。
男子は2位が運転手・運転士、3位が警察官。女子は2位が花屋、3位が看護師。このトップ3は男女とも去年と同じという。
ほどほどに夢があって、これからがんばれば手の届く職業が多く、意外に現実的という気もする。
サラリーマンやOL、教師、医者、アナウンサー、芸能人、タレント、政治家などがトップ3にないのは、子どもたちなりによく大人を見ているのかも知れない。
僕が小学生から大学生までの間は、夢物語のようないろいろな職業にあこがれたものだ。
漫画家、作曲家、指揮者、天文学者、ロケットの設計者、革命家。
本気でコマ割りをして漫画を書き始めたこともあるし、五線譜を買って作曲を始めたこともある。ロケットの設計図を書いたこともあれば、革命理論に夢中でかじりついたこともある。
だが社会に出て、自分で生活していかなければならない時期を迎えると、こうしたすべての夢は霧の中に消えていった。
就職活動は予想外に厳しく、ようやく納得して決めた意中の会社も面接ではねられて、その会社を翌年受けるためにあえて留年した。当時は、卒業してしまうとこの会社の入社試験を受けられなかったのだ。
その会社も、4つの部局を変遷して一段落ついたところで退社した。
もし人生をやり直すことが出来たら、僕はどんな職業に就きたいか。あれこれ考えてみても、なりたい職業というのは思い浮かばない。
強いていえば、映画監督だろうか。それかレストランの経営者。僕がやったら、どっちも大赤字で破産しそうな気もするが。
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