小さな神社の境内に、ツツジとアジサイ
GWも間近というのに、なかなか4月本来の暖かさにならない。朝夕はとりわけ寒いくらいだ。
小さな神社に、つつじ祭りと書いてあったので、ふらりと境内に入ってみた。
増えられているつつじは少なく、鉢植えで値段のついたつつじが20鉢くらい並べられている。
その脇に、アジサイの鉢植えもある。つつじとアジサイで、この境内だけは初夏の空気だ。
奥の方でひっそりと、フリーマーケットが開かれている。
狭い境内なので、それでおしまいなのだが、そのまま帰るのはためらわれるので、参拝していくことにする。
こういうときには、気持ちだけの賽銭を箱に投げ入れる。
僕はいつもジンクスのように、小銭入れの中から100円玉、50円玉、10円玉、5円玉、1円玉を少なくとも1個ずつ取り出して、賽銭にしている。
深い理由はないのだが、いつの間にかそういう習慣が身についてしまったので、いつもの通りにしないと縁起が悪いような気がするのだ。
500円玉が入っていないのは、単にもったいないからで、初詣の時だけは500円玉があれば入れている。
お金は投げてはいけないものなのに、賽銭だけは投げ入れてもいいのはどういうわけなのか分からない。
賽銭を投げ入れるチャリンチャリンという音。そしてガラガラと鳴らす鈴。柏手の音。そんなものがまじりあって、願い事が聞き入れられるのかも知れない。
ちょっと立ち寄った神社や寺にお参りするのは、宗教というよりは、一種の生活習慣あるいは礼節のようなものかも知れない。
| 固定リンク
コメント