飛行機雲がきれいに撮れるのは一瞬だけ
街を歩いていて、ふと空を見ると、飛行機雲が出ている。
飛行機雲など、珍しくもないのだが、これを写真に撮るのは意外に難しい。
ケータイを写真モードにしているうちに、飛行機雲はどんどん白いラインを引いていく。
この出来立ての白いラインは、まさに一瞬の光景で、すぐに撮らないと見る見る間に形が変わっていく。
何枚か撮っても、あとから撮ったものはみな形が崩れていて、空に定規で引いたようなくっきりしたラインはなくなっている。
飛行機雲がきれいな形を保っているのは、ほんの数秒でしかない。
それにしても、飛行機雲というのは、どうしていつも上から下に描かれるのだろうか。場所によっては下から上に描かれているように見えているのだろうか。
飛行機雲を描いて飛んでいるのは、どんな飛行機なのだろうか。飛行機に乗っている人や操縦士には、出来立ての飛行機雲が見えているのだろうか。
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