15分間の作業停電予告、生活への影響は
「停電のお知らせ」というチラシが入っていた。26日未明に15分間停電する、とある。
このような予告停電は、実に久しぶりだ。もう10年ほど前にも、1時間くらいの大規模な予告停電があったが、この時はまだ、タイマーを内蔵した機器は家庭内にそれほど多くなかった。
しかし現在は、僕の家をざっと見回しただけでも、前の停電の時とは比較にならないくらい、電気が止まると作動しなくなるものが増えている。
パソコンはこの時間帯に使わなければ問題はなさそうだ。
心配なのは、ビデオやDVDの時計がどうなるか。15分程度の停電でも時計が影響を受けないものもあるが、機種によっては時刻設定をやり直さなければならないかも知れない。
さし当たって最も影響を受けるのは、電話機一体型のファックスだ。ファックスは使えなくても構わないが、停電すると電話機としても使えなくなり、電話をかけることも受けることも出来なくなる。万一の時にはケータイだけが命綱になる。
うちのファックス一体型電話機はわずかでも停電してしまうと、通電後は自動的に元に戻らず一度受話器を手で持ち上げて下ろさなければならないので、やっかいだ。
15分とはいえ、エレベーターが止まることの影響も大きい。未明のこの時間は、新聞配達の人たちがエレベーターを使って、各階の購読家庭に配達しているころなので、配達に支障が出るのではないか。
さらに玄関から廊下、非常階段などの灯りも消えるので、防犯上も心配になる。
チラシには「配電線切替のため」と書かれているが、電気が途切れないよう臨時のバイパスに電気を流して、それから切り替えるというようなことを考えてもいい時代なのではないかという気がする。
電気をつかう医療用機器を家庭で24時間使っている人などもいると思うのだが、どうするのだろうか。
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