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2005/05/02

GWの谷間といわれる八十八夜

GWの中の1日であるのに5月2日はなんとも不思議な雰囲気を持つ日である。

土日でもなければこの日はGWの谷間として、奇異の目でみられ、人の姿がまばらなオフィス街の写真が新聞に載ったりする。

胸の谷間ならぬ谷間ならではの微妙な陰影と、なんともいえない五月の色気のようなものがあって、僕はこの谷間を結構気に入っている。

だいいち、祝日でもなくメーデーでもなく国民の休日ですらないこの日は、八十八夜という絶妙の日であることを忘れてはなるまい。

立春から数えての言い方なのに、二百十日や二百二十日のように「日」ではなく、八十八夜は「夜」であるというそのことの中に、楚々とした色香を感じないだろうか。

この5月2日こそ、春から初夏への分岐点であり、だから「夏も近づく」と歌われる。

GWの中で、歌になって親しまれている日がほかにあるだろうか。あるとすれば「聞け万国の労働者」のメーデーくらいだろう。

八十八夜の別れ霜、というしっとりした言い方もある。遅霜が降りるのもこのころまでで終わりとなるが、しかし霜への注意を怠ってはいけないという、デリケートな時期なのだ。

GWの中の最も美しい日。それが5月2日ではないだろうか。

(表の新着情報:「21世紀の歩き方大研究」の21世紀エッセイ「時間の岸辺から」に、「いまこそ日本国憲法を21世紀の世界に生かす時」をアップロード)

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