もう梅雨入りといっていいのでは
ここ数日、うっとうしい空模様が続く。厚い雨雲が空を覆い、いつとはなしに雨になって、やんだようでもいつでも降り出す態勢だ。
ハシリ梅雨などと言っているが、これって実質的に梅雨入りしているのではないか。
湿度の高さといい、雨雲の様子といい、雨の降り方といい、さらには天気図の形といい、これはもう梅雨そのものだ。
なぜ気象庁は梅雨入りと言わないのか。今週末に晴れてくるかららしいが、梅雨入りした後に晴れることなどいくらでもあり、梅雨の中休みはむしろあって当然なのだ。
東京の梅雨入りの平年値は8日だそうだが、テレビも新聞も気象庁が梅雨入り宣言をしてないので、まだ梅雨入りとは報じていない。
が、梅雨になったかどうかは、お役所の宣言を待つべきものでもなかろうと僕は思う。
でもって、このブログではすでに梅雨入りしたことにする。梅雨入りしたかどうかくらい、それぞれが勝手に判断して何が悪いか。
♪アカシヤの雨にうたれて このまま死んでしまいたい‥‥
西田佐知子の歌声とともに、安保闘争がヤマ場を迎えていたのは45年前のことだった。
雨の中の国会デモ。戦後15年の若い日本は、反戦平和と民主主義への情熱に燃えていた。
そして、まもなく45年目の6.15がやってくる。
♪朝の光のその中で 冷たくなったわたしをみつけて‥‥
冷たくなったわたし。それは、いまの日本国民の姿であり、いまの日本そのもののような気がする。
♪アカシヤの雨に泣いてる 切ない胸はわかるまい‥‥
フィリピン沖にある台風4号が北上しそうな気配。本土に接近か。来週から6.15にかけては大荒れの予感が。
| 固定リンク
コメント