ポケットティッシュの意外な使い道
街角で配っているポケットティッシュといえば、ほとんどが消費者金融の広告で、ほかにはパチンコ屋、ゲームセンター、テレクラなどが目立つ。
この間もらったティッシュに、献立の写真が載っていたので、思わず手にとって、しげしげと眺めてみた。
定食チェーン店の新献立のPRで、配っている地域の店舗の地図も書かれている。
さらにティッシュの広告チラシを持っていくと、ソフトドリンクをサービスします、と書かれている。
広告メディアとしての街頭配布ティッシュは、日本独自の文化なのか外国にもあるのか。
新聞の報道によると、去年春、ニューヨークで牛丼の「吉野家」の割引クーポン付きティッシュ1万個が街頭で配られ、10人のうち8、9人が受け取った、という。
この後、地元のTV局がこの手法をまねたのか、番組宣伝のポケットティッシュを街頭で配布した、という。(04年7月4日毎日新聞)
ポケットティッシュは意外なところで役に立つことがある。僕の経験から、ティッシュがあって良かった、と痛感したケースを書いてみると‥‥
まずティッシュは、書くための紙がない時に、とっさのメモ用紙になる。観光地の社寺などを見学中に、書きとめておきたい説明文や故事があった時、ボールペンさえあればティッシュにかなりの文章を書きとめることが出来る。
ケータイの裏面など固いものを下敷きにして、ティッシュがたゆまないように少し張り気味にして書くと、ちぎれたりすることなく、うまく書ける。
こんなケースもある。お彼岸でもお盆でもないのだが、郷里に帰ったついでに墓参をすることがある。そこへ、頼んだわけではないのだが、お坊さんがたまたま現れて愛想よくお経を読み始めた‥‥
さあ、お布施をあげないわけにはいかない。しかし、いかにとっさのこととはいえ、裸銭では失礼だろう。
そういう時には、さりげなく千円札1枚を折りたたんで、すばやくティッシュで包む。お経が終わったら、なにごともないような様子をして、お布施として渡す。
ほかには、海外旅行の時、スーツケースのあちこちに、それまでたまったポケットティッシュを全部使って隙間を埋め、緩衝材として使う、等々。
ティッシュについては、秋葉OLさんがさまざまな側面から考察した「ティッシュ業界・・・?」という記事が大変な力作で面白い。僕のこの記事も、それに触発されたものだ。
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コメント
この、例のお店のティッシュ広告は、豊富な情報を満載していて見た感じもよく、なかなかよく出来ています。
ティッシュは広告媒体として優れた点が多いので、これからさらにいろいろな企業やお店が、広告メディアとして使っていきそうな気がします。
投稿: BANYUU | 2005/06/07 10:38
伝播してますねー。
街頭配布は日本のものらしいですが、
逆輸入?してるんですね。
そして写真。例のお店だ~(^_^;)
投稿: 秋葉OL | 2005/06/06 23:48