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2005/06/14

個人情報保護法で人間ドックが様変わり

毎年、この季節に受けている人間ドックに行ってきた。

検査そのものは去年までとほぼ同じだが、個人情報保護法の施行によって、やりかたが大きく変わっていた。

去年までは、検査を受ける人たちは、検査衣の胸にフルネールが書かれた名札を付け、それぞれの検査室の前で待っていると、名前を呼ばれて入るやり方だった。

これだと、あちこちの検査室のあたりで一緒になっているうちに、ほかの人の名前を自然に覚えてしまったりする。

さらに何年か前までは、その日にドックを受ける人の氏名が、所属企業ごとに受付のところに掲示されていて、「ほほう、あの女の人は日本航空か」などと簡単に知ることが出来ていた。

今回は、名札の代わりに番号札をつける方式に変わっていた。検査室の前にいると、番号を呼ばれる。もはや、どの人がなんと言う苗字なのかお互いに分からない。

しかし、番号札は検査衣の胸元にクリップでとめておくため、ほとんどの人が自分の番号を覚えていない。

「87番の方、どうぞ」と呼ばれても、みなが自分でないと思っている。「87番の番号札の方、87番を付けていらっしゃる方」と何度も呼ばれて、ようやく「あっ、わたし?」と気づいて立ち上がる。

僕の番号は「31番」だったが、何度覚え込もうとしても、呼ばれる度に自分の番号だと気づかない。

検査室によっては、胸の番号をチェックした後、「○○さんですね」と苗字でも確認しているが、「6」と「9」の間違いなどないのだろうか。

数字で間違えて、苗字を確認された時に、難聴などで聞き取れないまま「はい」と返事してしまうケースもないとはいえないだろう。

僕の場合は、いくつかの検査室では「31番」の照合だけで苗字の確認なしだった。

番号で呼ばれ続けていると、自分がなんだか製造番号で呼ばれているロボットか、身元を明かさないまま番号で呼ばれている未決囚のような気分になってくる。

ドックの現場で、これほどまで個人情報保護に神経を使っているからには、くれぐれも個々人の医療データや検査結果が外部に漏洩することのないよう、管理には万全を期してほしいものだ。

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