何年ぶりかの畳替え、すぐ下は発泡スチロール
2、3年前から畳の張替えをしなければと思っていたのだが、なかなか踏み切れず、今回ようやく張り替えてもらった。
前回の張替えの時は、僕が仕事の都合で家にいることが出来なかったため、畳の下がどうなっているのかは知らなかったが、今回初めて、畳のない状態をまじまじと見てビックリ。
畳の下は、いきなり大きな発泡スチロールが隙間なく敷かれていて、畳はその上に乗っているのだ。
こうしてみると、発泡スチロールというのは、すごい強度があるものだと思う。
畳の上には、大の男が二人がかりでやっと動かすことが出来るタンスがあるのだが、タンスが乗っている場所でも、発泡スチロールにはわずかな凹みすら生じていない。
発泡スチロールの98%は空気で、そのため下に敷いても断熱性に優れ、冬はあたたかく夏は涼しく、畳との相性は抜群のようだ
それどころか、いまでは畳そのものが発泡スチロールを真ん中にして、表と裏からワラでサンドウィッチのように挟んでいる構造になっているという。
日本の住文化の象徴のようにいわれる畳は、石油のおかげで成り立っているというのは、僕にとって目からウロコの新発見であった。
(表の新着情報:「21世紀の歩き方大研究」の21世紀エッセイ「時間の岸辺から」に、「留守電のテープは、空き巣に留守を知らせるサイン」をアップロード)
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