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2005/07/06

道路に投影されて動く広告

050706_120400道路を歩いていたら、いきなり路面にバスのイラストをあしらった広告がライトで投影され、それがツツーッと動いた。

思わず足をとめて見入ってしまう。同じ動きが何度か繰り返され、HIGHWAY BUS TERMINALという文字も読める。

しばらくすると、こんどはまた別な図柄の投影に変わって、道行く人たちの足元を動いて回る。

この道路は、JR東日本の高速バスターミナルの前で、入り口の案内を兼ねた広告になっている。

上を見上げると、高いところに幻灯機のロボットのようなものが設置されていて、ライトを動かしたり切り替えたりしている。

道路に投影する広告は、僕は初めて見たが、いつの間にか全国のあちこちに、ちょっとお洒落な広告として広がっているようだ。

ネットで調べてみたら、投影機を製作している会社はいくつかあり、呼び方もメーカーによって、サインストリームアドビームコマーシャルライトなどいろいろある。

この広告についてのこんな記事もある。

それによると、投影機は1台120万円ほどするが、映像の交換が1枚5千円程度で出来るため、結局は屋外広告塔よりも割安で、人目をひきつける効果は比較にならないという。

路面にペイントで広告を描くのは、いろいろな規制があったり道路管理者の許可が必要だったりと、簡単ではなさそうだが、上からライトで投影する分には、路面を汚したりするわけでないため、結構手軽にCM効果をあげることが出来そうだ。

そのうち、路面の方も投影専用のなめらかなものが現われて、ちょっとした動画アートや、映画の予告編やTV番組の宣伝なども路面に写し出されるようになるかも知れない。

ほかに、いろんな使い方が出来ないかと、あれこれ考えてみる。

新聞社が号外を印刷して配るのに替わって、路面に投影するのはどうか。細かい記事は読みにくいが、写真と見出しだけなら十分だ。これなら新聞社から瞬時に路面に情報を送ることが出来る。

警察が指名手配者の顔写真を投影するのもいい。路面に自分の顔写真がWANTEDという文字とともに投影されたら、どんな凶悪犯も心臓が止まりそうになるのではないだろうか。

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