ミュージックバトン断ち切りの反響は
先月、このブログに書いた「回ってきた音楽ねずみ講を断ち切る」という記事が、ほかのところからネズミ講(ミュージックバトン)を受け取った方たちのブログの中で、いろいろな形でリンクされたり引用されたりしている。
僕が気がついただけでも、ざっと次のようなものがあるが、ほかにも僕が把握してないものがいろいろあるかも知れない。
この方は6月22日の記事で、僕の記事について、「このバトンに関して実にcool!なことが書かれていて、それもそうだよねと思っていました」と書きながら、「が、いざ自分が貰ってしまうと話は別です。だって書きたいんだもの」として、やはり5人の方に回している。
一方、こちらの方は6月18日の記事で、僕のブログ記事にリンクして、「こういうご意見の方もおられます」と紹介。「そんなに難しく考えなくていいんじゃないの? やりたくなければ黙ってスルーすればいいのに」と感想を書いている。
この方は、一方ではバトンを渡す相手が5人も必要なことに疑問を持ち、さらに「質問が多い上につまらない」としているが、「せっかくのお遊びに水を差すというのはセンスが感じられなくてイヤなので、自分なりに企画を修正してしまいます」と書いて、この方の判断で質問は1つにして、渡す相手は1人というふうにルールを変更している。
また別なこの方は6月29日の記事で、「5人も回せないという人がいるでしょう。その原因は多々ありますが、その原因に参考になる記事を紹介します」として、僕の記事をリンク。「回って来ても無理に回さない、又は記事だけ書くにした方が人の迷惑にならないので良いかも知れません。まぁオイラも無理やり5人に回した一人ですが、この記事を見て少し反省です」と書いている。
さらにこちらの方の6月22日の記事では、質問と回答を書いた上で、「この遊びってねずみ講だから後に回ってきた人ほど損なような…」として、回す人を探しあぐねており、僕の記事の中の「かりにバトンを受けた人たちが、律儀に新たな5人に回し続けたとすると、わずか5世代後には15000人を超え、10世代後にはなんと日本の人口の半分にあたる4800万人を巻き込む計算だ」というくだりを引用して、「このようにおっしゃっているので」「僕のバトンは僕で終わり」として誰にも回していない。
単なるお遊びといってしまえばそれまでだが、僕のブログからリンクしている他のブログを見ても、すでにほとんどの方に回ってきて、5人に回す方もいるが、回さない方も多く、リレーは全体的に行き詰まってきているようだ。
それならば、というわけで新たにブックバトンやコミックバトンなるものを自分で作り出して、5人ずつに回し始めている「模倣犯」も見られる。真似したがる人は、どの世界にも出てくるものだ。
バトンを受け取って書きたくて仕方がない方が書く分には、僕がどうのこうのいう問題ではないが、2番煎じ、3番煎じが出始めている中では、お遊びもそろそろ納め時ではないだろうか。
(表の新着情報:「21世紀の歩き方大研究」の21世紀エッセイ「時間の岸辺から」に、「子ども送迎ビジネスの繁栄は、子育て受難の反映」をアップロード)
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コメント
そうそう、トラックバックしてないと、リンクされたり引用されたりしていても、気づかないものですね。
今回の記事に限らず、たまたま訪れた先で自分のブログに触れているものを見つけてびっくりすることが、時々あります。
投稿: BANYUU | 2005/07/03 14:39
こういう記事こそ、トラックバックしてくれたらわかりやすいのにね。
わたしも未だ、思うところがあります。
2番煎じ、3番煎じもあるし、わたしにまわされているのもみかけますが、当人の日記のなかで書かれているだけですから、みにいかなければわからないわけだけど。
投稿: 秋葉OL | 2005/07/03 14:05