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2005/07/07

梅雨の晴れ間、入谷の朝顔市にぎわう

05-07-07_09-51去年のこのブログに、「朝顔市を楽しむ3つの鉄則」を書いてからもう1年になる。

この時に書いた鉄則をおさらいしておくと‥‥。

 1、初日がベスト、3日目は避ける。
 2、まず鬼子母神に参拝すること。
 3、買った朝顔は宅配便にせず、苦労しながら持って帰る。

今年は、昨日が初日だったのだが、あいにくの雨。

しっとりしていて雨中の朝顔市もいいかな、と思ったが、買った鉢を傘をさしながら持ち帰るのはいささか大変だ。

そこで今年は、初日がベストという原則を譲って、2日目の今日、朝顔市に行ってきた。

まず鬼子母神に行って去年のお札を納め、参拝した後であたらしいお札を買う。

この時、一人一人の客が買うたびに、火打石でカチッと火花を散らして、お札を清めてくれるのが有難い。さすが「恐れ入谷の‥」だけある。

今日は昨日の初日に出控えていた人たちが、どっと繰り出して、100軒の出店が並ぶ歩道は、大変な人の渦。

05-07-07_09-43朝のうち、地元の幼稚園児たちが先生に連れられてやってきて、売り手のおじさんから説明を聞く光景も。園児たちが選んで先生が1鉢を買ったのは、みんなで水やりなどをして育てるのだろう。

人の波は時間とともに膨れ上がって、午前10時ころには、朝顔を買い求める人と進む人、戻る人らで身動きができない。

明石の歩道橋事故に似た状態になってきた、と思ううちに、雑踏に押されて足の踏み場を失ったオバサンが、朝顔の鉢が並ぶ売り場に転倒するなど危険な状態も。

わずか400メートルほどの区間の狭い歩道に、3日間で60万人の人出があるというのは、いかにも一極集中しすぎのような気もする。

今年行ってみて気づいた4番目の鉄則を新たに追加しておきたい。

 4、午前中の早めに行って買い求め、混雑し始める前に抜け出す。

押し合いへし合いになってからでは、ゆっくり品定めをしていることも出来ないし、買った鉢は人ごみでもみくちゃにされてしまう恐れがある。

下町の夏の風物詩は、ゆとりを持ってあくまで早め早めに行動するのが、楽しむための秘訣といえよう。

(表の新着情報:「21世紀の歩き方大研究」の21世紀エッセイ「時間の岸辺から」に、「パリ五輪の夢を阻止した立役者は、フランス憎しのアメリカ」をアップロード)

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» 入谷 朝顔市 [建築設計事務所で思うこと。]
入谷の朝顔というものが、我が家に登場した。 葉に斑がはいり、花の色も、中間色で、落ち着いています。 小学校のときとは、違うような。本当は、覚えてないのでなんともいえないのだけれど。。。 札が付いていて、朝顔市のものだそうです。 カミサンが、... [続きを読む]

受信: 2005/07/09 14:52

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