デジカメプリントがこんなに便利になっているとは
デジカメは便利だが、プリントするのが面倒で、というのが僕のこれまでのイメージだった。
いままで何度かデジカメの写真を量販店でプリントしてもらったが、SDカードやスマートメディアなどの記録メディアを、カメラから取り出して渡すことになる。
出来上がるまでに1日か2日かかり、この間、デジカメは記録メディアのない状態となって不便きわまりない。
しかも、印刷する写真を選択し、枚数を指定するのは、カメラの操作によって、記録メディア自体に書き込んでおく必要があった。
自分のパソコンでプリントする方法もあるが、画質も色もメーカー純正プリントに比べて大きく劣る。
そんなわけで僕はつい最近まで、デジカメはプリントに向いていないのだと思い込んでいた。
今日、たまたまデジカメで撮った写真をプリントする必要に迫られて、量販店のプリント受付コーナーに行ってみた。
「記録メディアを差し込むだけで、簡単に出来ますよ」と言われ、ジュークボックスのような装置の前に行く。
SDカード、スマートメディア、メモリースティックなど5種類の記録媒体に対応していて、僕はデジカメのSDカードを取り出して、差し込む。
すると画面に次々に、撮影された写真が現われ、プリントする写真を選んで枚数を指定する。
僕は、こうやって注文したら記録メディアをデジカメに戻し、何時間か後にプリントされた写真を受け取りに来るものとばかり思っていた。
ところが画面には、「ただいまプリントしています」と表示されている。
約5分ほどすると、指定した写真の枚数分のプリントが、ボックスの下方にそっくり出て来たではないか。
駅構内などにある3分間写真並みのスピードだが、フジフィルムの純正プリントで、デジカメとは思えないほどきれいに出来上がっている。
いつの間にこんなに便利になったのだろう、とテクノロジーの進む速さには驚く思いだ。
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