ようやく総選挙公示、解散からずいぶんと長かった
これまで衆院解散から公示まで、こんなに間が空いたことはなかったような気がする。
郵政法案の否決と衆院解散は、まだ夏の甲子園大会の開幕3日目の8月8日のことだった。
あれから、かれこれ22日も経過してようやくの公示だ。
まさかの解散から冷酷非情の「刺客」ドラマ、さらには新党が3つも誕生するなどいろいろあり、ホリエモンの出馬など意外なハプニングも加わって、長い長い22日間だった。
公示を待ちわびていたかのように、僕のところには投票所整理券が郵送されてきた。
週刊誌や夕刊紙などが、さまざまな選挙結果の予想を派手に書きたてている。
「自民の圧勝で単独過半数確保」という予想がある一方で、「自公合わせて過半数届かず、小泉退陣」の予想もある。
小泉自民の勢いをどう見るかによって、予想が大きく異なるのは当然だが、哀しいかな民主の単独過半数を予想する向きはない。
民主が最も伸びると予想するものも、比較第1党にはなるが、政権には届かない、というものだ。
もっとも、こうした選挙予想はあくまで調査した時点で態度を明らかにしたサンプルの動向がベースになっているので、投票日までに大きく雪崩を打って変わっていく可能性がある。
選挙は最後の2日間が勝負といわれ、しかもこの間の無党派層の動向が、大勢を左右する。
無党派層は不安定で、移ろいやすく、浮気も転向もへっちゃらである。そして、政党やマスコミの調査にひっかからないところで、いつの間にか決定的なうねりを形成して、投票日のどんでんがえしを演出することがしばしばだ。
解散直後に急上昇した小泉内閣支持率が、そのまま選挙結果に結び付くとは考えないほうがいいように思う。
僕はまだ、どこの政党の候補者に投票すべきか決めていない。たぶん、期日前投票をすることになると思うが、明日の日本をどこに託したらいいものやら‥
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