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2005/09/15

パリからのモブログ・10日目

今回のパリ旅行は、今日が最後の一日となった。10日間はまさに夢のごとく、そして矢のごとくに過ぎていった。

今日はまず、パリ市立美術館に行ってみたが、なぜかこの美術館はこのところずっと閉鎖しているらしい。

引き返す途中で、炎をかたどった黄金色のモニュメントが、高速道路の地下入口の上にあって、まわりを囲むように花束が置かれているのに、出くわした。

そして花束の間には、何枚ものダイアナ妃の写真が…。ここは、あの悲劇の事故現場のすぐ上なのだ。あれから8年くらい経ったのだろうか。

僕がたたずんでいる間にも、一人、二人と訪れる人がいる。車椅子で一人で来た女性は、何かメッセージを書いた紙を柵にくくりつけて帰って行った。

市立美術館の代わりに、少し足を延ばして、マルモッタン・クロード・モネ美術館に行ってみる。ブローニュの森近く、ひっそりとした美術館には、訪れる人もまばらだ。

ここの目玉は、印象派という名前の元となったモネの「印象・日の出」だ。あまり近くで見るよりは、やや離れて見た方が、絵の中にスーッと引き込まれていくような感じになる。

パリからのモブログは、ひとまずこれで最終回となる。ひとまずと書いたのは、またいつか機会があったらパリを訪れてみたい、という気持ちからである。

コメントをいただいた方々、僕の拙い文と写真を見に来て下さったみなさん、ありがとうございました。またいつか、旅のモブログを通してお目にかかりましょう。オ・ルヴワール!

☆☆☆☆☆
かんげさん、ありがとうございます。パリは古いものを大切にしながら、常に新しいものに挑戦して、世界で最も新しい都市であり続けているのだ、という気がします。

BANYUU050914_1830.jpg

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