パリからのモブログ・5日目
今日は朝一番乗りでオルセー美術館に行って、一日中ここで過ごした。
美術の教科書にのっている名画の大半が、駅舎を改造したこの美術館に集中しているような感じで、クラクラする。
制作当時、不道徳だとして轟々たる非難を受けたというマネの「オランピア」(写真)や「草上の昼食」は、いまやオルセーの堂々たる中核になっていて、絵の前に立つと圧倒的な感銘を受ける。
ピュヴィス・ド・シャヴァンヌの幻想的な作品の数々も、なぜか妙に心に残る。
一昨日のルーブル、今日のオルセーを通して見た僕の素朴な感想は、なぜ絵画のモティーフには裸の女あるいは女の裸がこんなに多いのだろうか、ということだ。
男の裸は、彫刻にはあるのに絵画ではめっきりと少なく、素材にはなりにくい。
女の身体は、自然がデザインした最高の美だということなのだろうか、と思ったりするが、それだけではないような気もして、よく分からない。
BANYUU
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コメント
madame.mさん、ありがとうございます。帰国してから、このコメントを発見しました。オルセーのこの絵は、どうしても撮りたくなってしまうんですよね。
投稿: BANYUU | 2005/09/16 17:44
お誕生日おめでとうございます。
エアコンの水漏れでGoogleサーチしていたらこのブログを発見しまして、、、オルセーの裸婦の絵を見て私も同じ絵の写真を撮ってきたので、懐かしく思い、、残りの時間を楽しんでくださいね。
投稿: madame.m | 2005/09/14 03:07
>美術の教科書にのっている名画の大半が、駅舎を改造したこの美術館に集中しているような感じで、クラクラする。
ぎゃお~ん。うらやましくてクラクラするw。
投稿: ahaha | 2005/09/10 14:34