1本の新巻鮭を下ろして切り分ける
北海道から送られてきた新巻鮭を切り分けた。
まず、すべり止めの付いた軍手を99円ショップで買ってくる。
キッチンの調理スペースに新聞を敷いてまな板を載せ、新巻鮭の頭を左側にして、出刃で頭を切り落とす。
その位置のまま、こんどは右の尻尾のほうから包丁を入れて、中骨に添って包丁を左に少しずつ動かして、半身を切り分ける。
つぎに、尻尾を左側にして頭の側から中骨の下に包丁を入れて、下の半身から中骨1本をごっそり切り分ける。
これで3枚おろしは完成だ。
あとは、身の部分を一切れずつに切り分け、頭と骨も適当な大きさに切る。
昔は、平目の5枚おろしをやったことがある。これは出刃ではだめで、刺身包丁を使わなければきれいに出来ない。
一匹丸ごとの魚をさばく作業は、狩の獲物を解体しているようなギャートルズ的快感がある。
今夜のおかずは、切り立ての鮭の塩焼きでいってみたい。
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