古い保険証は役所に返却する必要があるか
今月末で有効期限が切れる現在の保険証について、今日、再来年の9月末まで有効の新しい保険証が郵送されてきた。
これまでの保険証はペナペナの紙製で、簡単に切れたり破れたりしそうなチャチなものだったが、こんどは一応プラスチック製でしっかりした作りになっている。
送付状には、いろいろな注意事項ととも、「古い保険証は、役所か出張所の窓口または郵送にてお返しください」と書かれている。
古い保険証は、だまっていても今月末で有効期限が切れる。それは、各人がハサミを入れて捨てればそれでよさそうなものだが、役所に返却せよというのは、どんな理由によるものかといぶかる。
返却しないで、悪用するものがいたら、役所の責任が問われる、ということだろうか。
しかし、有効期限が切れた保険証を悪用するものがいるだろうか。かりにいたとしても、窓口などで突っ返されて使用できないのではないか。
そもそも、古い保険証を返すために、わざわざ役所や出張所の窓口へ出向く律儀な人は、どのくらいいるのだろうか。
必ず回収しなければならないほど重大なものならば、返却用の封筒くらいは同封してくるべきだと思う。
返却する理由も書いてなく、返却しなかったらどうなるかも書いてない、ということは、期限が切れたらそのままハサミを入れて廃棄しても構わないような気がするのだが、なにか法令違反になるのだろうか。
かりに返却したとして、役所では返却状況を細かくチェックしているのだろうか。役所で受け取ってただ捨てるだけだったら、持参したり郵送したりする意味はほとんどないような気がする。
どの自治体も同じように返却を求めているのだろうか。古い保険証を棄却してしまった後で、厳しく返却を督促され続けるのもまた嫌だし。どうしたらいいものか、思案にくれるところだ。
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