天気予報は大はずれの快晴、それもまたよし
女心と秋の空か、男心と秋の空かは知らないが、今頃の天気は予報屋泣かせのようだ。
昨日も、関東地方は午後から雲ってきて所によっては雨、という予報がはずれて、一日中秋晴れの晴天だった。
今日の天気予報のはずれ方は、それに輪をかけて徹底した大はずれだった。
今朝の朝刊の天気予報は、関東地方は朝から雨で、最高気温も東京で21度というものだった。
ところが、その朝刊をみんなが読んでいる朝から、もうこれ以上は望めないというほど雲ひとつない快晴で、雨雲などその気配すら見当らない。
午後から雲ってくるのだろうかと思いきや、なんと一日中、カラリと気持ちのいい秋晴れで、最高気温も東京で26度と半そででちょうどいい陽気となった。
気象衛星だのコンピューターによる解析だのといっても、これだけ全面的に予報がはずれるとむしろ痛快であり、どんなに科学や技術が進んでも、その日の空模様一つ、言い当てることすら至難の業なのだいう事実に、なんだかうれしくなる。
予報官たちはこれにめげず、見事に予報の裏をかいた秋の空に脱帽して、はずれ酒でも呑んで大自然に敬意を表してほしいものだ。
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