スパムメール防止策は、メール有料化しかない
僕のアドレスには、1日に600件から700件ものスパムメールが送られてくる。
スパムメールを振るい落とす方法は、たとえばプロバイダーによるスパムフィルターサービスがあるが、何カ月かやってみて、スパムでないものがフィルターでストップされ、スパムが堂々と潜り抜けていたことから、いまはやめている。
メールソフトの振り分け機能を使うという方法もあるが、「重要・必ずお読みください」や「先日は大変お世話になりました」など、スパムかどうかの判定が難しいタイトルのものは、結局のところ本文を見てみなければ分からない。
表題に、発信者の名前が入っていればスパムでないかというと、そうでもなく、「○○です、お元気ですか」など、はて誰だったかな、と思うとスパムだったりする。
僕は、すべてのメールを全部本文を開けてチェックするのは煩雑なので、いちおう表題をざっと眺めて、スパムでないことがはっきり分かるメールだけを開けている。
スパムにはしつこいものが多く、表題をいろいろと変えて1日に同文のものを10通も20通も送ってくるものもある。
僕が本文を開くことなく無条件で削除しているのは、表題が英文や中国語で書かれているもの、および文字化けして読めないもの、である。
英文の表題であっても、本文は日本語による重要なメールであったり、文字化けしていても実は大事な用件だったりすることは、1000件に1本程度の割合である。
しかし、このスパム洪水の中で、すべてのメールをチェックすることはもはや不可能である。
スパムを防ぐ有効な手立ては、メールの送信を有料化することではないだろうか。
例えばどのようなメールであれ、1本につき10銭を徴収する仕組みにしたとすれば、月に500本のメールを出す人は月50円の出費になる。
一方、1回に10万本のスパムメールを流している業者は、1回ごとに1万円を負担しなければならない。
1回に100万本を毎日流していれば、月に300万円の負担となる。
これでスパムメールは大幅に減り、一般ユーザーにはそれほどの負担にならないと思うのだが、どんなものだろうか。
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