夕暮れの空が不気味なピンク色に
先ほど、夕方の5時ころ、まさに日が暮れなんとする東京の空が、不気味なピンク色に染まった。
雨がようやく上がって、まだ暑い雲におおわれた状態で、西日が射すところまではいっていない。
夕焼けの赤とは全く異なった、なんというか病的なピンクという感じで、西の空だけではなく全天がほぼ同じ色に染まっている。
おととい震度3の地震があったばかりなので、また地震でもあるのだろうかと、気になる。
それとも、何かの天変地異の兆しなのか、あるいは世の中に凶事でもおこるのか。
この色は、10分ほどで消えて、そのまま日暮れの夕闇となっていったが、気象学的には何という現象なのだろうか。
3分の2与党の出現で、いったん葬られた郵政民営化法案も成立し、コイズミ大元帥は靖国参拝も決行した。
なにもかもが、コイズミサイドの思惑どおりに進んでいるかのように見える、こういう時期が、ある意味でエアポケットなのだ。
自民の批判勢力はすべて押し黙り、新聞もテレビもみな牙を抜かれたように従順になってしまって、表面的な平和と安穏さの中で世の中が淀んでいるこの時期。
なんとなく、キケンが忍び寄っているような気がしてならない。気のせいならいいのだが、先ほどのピンクの空は、どうも気になって仕方がない。
富士山の爆発だろうか。それとも世界で数百万人が死亡するような新型インフルエンザの発生だろうか。
僕は予言や占いは全く信じない方だが、愛知万博も終わってなにもかもが一段落し、世の中そのものが何かが起きるのを息をひそめて待っているようなところがあるのが怖い。
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