小雨の中を商店街の秋祭り
41年前に東京オリンピックの開会式が行われた10月10日は、晴れの特異日とまではいかないが、晴れやすい日とされている。
祝日法の改正によって、体育の日が10月の第2月曜に変わってからは、10日が晴天なのに体育の日は土砂降りになることが多く、やっぱり体育の日は10月10日に固定すべきだ、という声すら上がっていた。
今年は珍しくというか、たまたま第2月曜が10日になり、久しぶりに体育の日らしい晴天になるかと思われたが、朝から一日中、シトシトと降る秋雨にたたられた。
そんな小雨模様の中を、僕の近所では商店街の秋祭りが決行され、車両通行止めになった駅前通りではプラスバンドのマーチや民謡流しが繰り広げられていた。
あちこちで秋祭りが行われるシーズンではあるが、秋のお彼岸から10月上旬にかけては、夏の高気圧と秋の高気圧のせめぎあいによって生じた秋雨前線が停滞し、雨となることが多い。
この秋の雨が終わると、天高く馬肥ゆる秋晴れが多くなるのだが、今年は秋雨前線が例年より後ろ倒しになっているような感じだ。
夏の高気圧がいつまでも勢力を持ち続けていることが影響しているのだろうか。
この調子では、これぞ晴れの特異日のチャンピオンとされる11月3日の文化の日は、今年はひょっとして雨だろうか、という気がする。
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