放置自転車の撤去作業に目を見張る
あやしいオジサンたち(?)が、掛け声をかけながら、歩道に置かれた自転車を、次々にトラックの荷台に乗せていく。
すわ、白昼堂々と自転車泥棒の一団か、と思いきや、トラックの側面には、「放置自転車撤去作業中」の大きな横幕が。
片っ端から撤去しているのかと思ったらそうではなく、「警告」の札が付けられているのに放置されたままになっている自転車を選んで撤去しているらしい。
放置されている自転車も、持ち主があるのだろうに、と思ったりする。
「警告」の札を付けられてからも、そのままにしておくのは良くないとは思うが、のっぴきならない事情がある人もいるのではないか。
もう不要になって、撤去でも処分でもなんでもやってくれ、という放棄自転車も中にはあるに違いない。
荷台に乗せられていくどの自転車も、買うときはそれなりにお金をはたいて買ったのだろうに、もったいないことだ。
こうして撤去されていく自転車は、どうなるのだろうか。
どこかに保管されて、持ち主が取りに来るのを待つのだろうか。持ち主が現れないものは、スクラップにされるのだろうか。
狭い歩道に放置された自転車は、歩行者にとっては迷惑なものだが、かといって撤去してしまえばいいというものでもないような気がする。
たかが自転車、されど自転車。その自転車を買うお金のない人も、世の中にはいるというのに。
いらなくなったら放置しっ放しにする者も、規則だからとさっさと撤去していく人も、なんだかなあ。もっといい方法はないものかねえ。
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コメント
オリイさん、はじめまして。なるほど、一定期間、保管所で持ち主を待つようになっているのですね。僕が見た撤去作業の付近にも、そのような看板があるのでしょうね。気づきませんでしたが、こんど注意してよく見てみようと思います。
投稿: BANYUU | 2005/11/06 16:37
すみません。
×数千円前後の改修費
○数千円前後の回収費
です。失礼しました。
投稿: オリイ | 2005/11/06 10:14
はじめまして。AhahaさんのブログのBookmarkから参りました。
撤去された放置自転車ですが、多くの自治体では「放置自転車保管所」を設けていて(名称は各自治体で異なるかもしれません)、そこで一定期間 保管して持ち主の引取りを待つことになっています(現在では引取りの際に数千円前後の改修費と保管料を徴収するところが多いようです)。
少なくとも私が住んでいる市とその周辺の市・町では全てそのような措置がとられています。BANYUUさんがお住まいのところは存じませんが、同様かと思われます。自転車の駐輪が禁止されている駅周辺などでは、その旨を記した立て看板などがよく見かけられます。
すぐさまスクラップ化するというわけではないようで、御安心(?)ください。ただし、撤去された自転車が元の持ち主の元に返る割合は知りませんが……。
投稿: オリイ | 2005/11/06 10:12