2005年が暮れてゆく
冬至の太陽が西に沈む。なんとなく厳粛な気分になる。
明日からは一日ごとに昼が長くなっていくと思うと、それだけで心が弾む。
実際、クリスマスの起源は、冬至の後で太陽が復活する12月25日に古代ローマの人たちが行っていた農耕祭にあるといわれる。
キリストの誕生日というのは、ずっと後になって農耕祭の日に合わせてつくられたらしい。
今日の日経新聞コラム「春秋」によると、平成になってから1年が一週間短くなったという話を書いている。
12月23日が天皇誕生日となったことから、それまでに仕事を片付けておきたいと考える人たちが多くなっている、というのだ。
従って今日22日が事実上の大晦日になっている、とこのコラムでは書いている。
確かに、今年のような暦の配列だと、官公庁や民間企業の多くは、実質的には今日が仕事の区切りとなって、3連休明けの26日からはほとんど仕事にならないのかも知れない。
とはいえ、商店、デパートなどサービス・小売り業は31日ぎりぎりまで稼がなくてはならないため、1年が一週間短くなったどころではないだろう。
さらに初荷・初売りが前倒しになってきて、多くのところが正月2日から営業を始めるため、従業員たちは1日休んですぐまた働かなくてはならない。
今の皇太子が天皇になったら2月23日が天皇誕生日となり、12月23日は普通の日に戻るのだろうか。
さらに愛子天皇の時代は12月1日が天皇誕生日になる。
ま、そんな先には僕もこの世にいないのだが(たぶん)。
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