愛知万博の冷凍マンモスを、ゆったりと見てきた!
愛知万博の最大の呼び物だった冷凍マンモス。
万博が終わって、ふるさとのロシア・サハ共和国にいったんは帰っていた。
愛知万博に行く機会のなかった僕は、パビリオンなどは見なくても構わないが、冷凍マンモスだけは見たかったものだと、内心、心残りだった。
ところがなんと、その冷凍マンモスがいま、再び日本にやってきて今日から展示されているのだ!
この情報をキャッチした僕は、いても立ってもいられず、今日さっそく見に行ってきた。
愛知万博に行く機会がなかったけれども、冷凍マンモスは見たいという人には、絶好のチャンスだ。
場所は、東京・お台場のフジテレビ社屋7階に設置された「ユカギルマンモス・ミュージアム」で、今日から2月28日まで公開展示されている。
僕は、お台場にはほとんど行く機会がなく、フジテレビ社屋はもちろん初めて。
初日なのですごい列が出来ているのでは思い、念のためチケットぴあで入場券を確保して行ったのだが、知らない人がほとんどのためか、入場はスイスイ。当日券売り場もガラガラだ。
特設会場では、冷凍マンモス発掘の経緯やマンモスの生態などについてのパネルや、等身大の復元マンモス像なども展示されていて、ここまでは写真撮影OKだ。
そして、いよいよ冷凍状態でのマンモス頭部の展示室。ここは照明を暗くしていて、写真撮影は禁止。(右上の写真は、会場で買った発掘写真集から)
おお、あこがれのマンモスちゃんとのご対面だ。近づいて見るための行列が20人ほど出来ているが、ほどなく人垣がほどけていって、僕が一番前になる。
立派なキバだなあ。頭のてっぺんに毛があるのが生々しく、閉じた目がなんとも悲しそうだ。
このマンモスは、まさか自分の頭部だけが、1万8000年も後の世界で、さらしものにされ続けるとは、思いもよらなかったことだろうな、と同情する。
係の人の話によると、今日はまだ空いているが、これから冬休みが始まって会期の後半に向かっていくと、相当な人出で混雑することが予想されるという。
いくら長くとどまっていても、係りの人に急き立てられることもなく、心置きなくマンモスちゃんを見ることが出来て、ラッキー&ハッピー!
マンモスを見たいがために苦労して愛知万博に行った皆さん、そして万博に行ったのにマンモスを見ることが出来なかった皆さん、ゴメンなさいね。
| 固定リンク
コメント