完成された年賀状作成ソフトは、買い替える必要がない
僕が年賀状作成ソフトを使うようになったのは、2000年の暮れからだったと思う。
それまでは印刷屋さんで作成したねらったものを、宛名だけせっせと手書きして、気の置けない相手には一言を書き添えていた。
ところが、いただく年賀状の中にしだいにパソコンで作成したと見られるものが目立ち始め、僕もパソコンで作ろうかと思っていたが、僕はプリンターを持っていなかったのだ。
何かをプリントする必要がなかったことがプリンターを買わなかった理由だが、21世紀を目前にしてようやく印刷なるものに目覚め、初めてプリンターを買ったのが2000年の初めだったと思う。
そんなわけで、その年の暮れに年賀状作成ソフトを買った。これが「筆王2001」だった。
ユーザー登録をしたため、毎年秋になると「筆王」の新年度バージョンの案内がメールで送られてくる。
しかし、「筆王2001」は極めて完成されたソフトで、何らの不都合も不足もなく、これをバージョンアップする必要はさらさら感じない。
干支が変わっても、「筆王2001」に付属しているイラスト集の中には12種類の干支が入っているし、新しい絵柄が必要だとしても数百円程度で数多く市販される年賀状イラスト集を「筆王2001」で使えばいい。
というわけで、今年も「筆王2006」の案内が来たのだがパスしている。
こうしてみると、完成されすぎたソフトというのは、ユーザーにとっては有り難いが、買い替えの必要性を感じないために、一通り行き渡ったらそれ以上はなかなか売れないのでは、という気がする。
強いていえば、どんなフォントを使っても、宛名の印刷がいかにもパソコンで印刷しましたという感じになってしまうのが難で、これを手書きと紛うくらいのアナログっぽい字体で印刷出来る機能が加わるなら、バージョンアップしてもいいかなと思う。
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コメント
携帯の場合は加わる新機能が便利なものならば、買い換えるだけのメリットがあると感じます。僕の携帯は現在、5代目です。
年賀状作成ソフトは、根幹のところは変化がなく、ちょこっとした新機能が加わっている程度で、毎年、新年度バージョンが発売されます。
そうですね。文字だけならば、気に入ったフォントを探せばいいのですよね。
投稿: BANYUU | 2005/12/21 11:02
そのようなソフトは持っていないので
わかりませんが、
新しいのはそれなりに「おお!」と思えるかも
しれないし、よけいな機能がふえているかもしれない。
そういえば携帯電話もかいかえてもらえるように
わざと・・・なんて噂をききます。
文字だけならフォントを探せばいいんですよ!
投稿: 秋葉OL | 2005/12/20 22:58