今年は運転免許証の更新の年だ
車を運転しなくなって久しくなる。もう15年くらいは運転していないように思う。
しかし運転免許証はいつも持ち歩いている。
なにかちょっと身分を証明するものを提示しなければならない時、運転免許証は手ごろな身分証明書代わりになる。
役所の窓口で書類を申請して、身分を証明できるものを提示するよう求められた時には、運転免許証しかない。
レンタルビデオ店でカードを作成したり更新したりする時や、銀行での手続きなどでも、運転免許証が必要になることが多い。
郵便局で、不在配達の郵便物を受け取る時にも、やはり免許証が必要だ。
僕は保険証も万一の場合のために待ち歩いているが、保険証は写真が付いていないために、身分証明としては通用しないことが多い。
パスポートなら通用するのだが、普段はパスポートを持ち歩かないので、結局のところ、僕のように会社を辞めて社員証を持っていない者にとっては、免許証が唯一の身分証明となっている。
その免許証を見たら、平成18年の誕生日まで有効、と書いてある。
西暦で書いてくれれば分かりやすいのに、と思いながらカレンダーを見て、今年が平成18年であることに気づく。
今年の誕生日の前には、免許証の更新に行かなければならないということだ。
もしも更新の時に実地試験がある制度だったら、僕は確実に不合格になるだろう。
僕は普通免許とともに、大型自動二輪の免許も持っているのだが、これが必要となるようなオートバイを運転した記憶はない。
よくこんな免許を昔取ったものだと、われながら感心する。
免許証を更新しても、これから先、僕が車の運転をすることは、おそらく一生ないかも知れない。
ペーパードライバーにとって、免許証の役割はアイデンティティーそのものなのだ。
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