ポイントカードは何%のポイントなら使う気になるか
デパートや家電量販店、専門店まで、いまやポイントカードだらけだ。
このポイントカードは、ポイントが何%ならお得感があるだろうか。
たいていの家電量販店は、特別なセールの時には10%や15%のポイントを付けることもある。
普通の時は5%のことが多いが、僕は5%ならばポイントの貯めがいがあると感じている。
5%ずつでも、小さな買い物を重ねていくうちに、いつしか気がつけば数千円のポイントが貯まっていて、ちょっとした買い物ならばポイントだけで買えることもよくある。
では1%のポイントならばどうだろうか。2000円の買い物をして、ポイントは20円だ。
僕の感じでは、1%のポイントを貯めていって、まとまったポイントにするのは至難の業だ。
ポイントが1%の店でも、レジで必ず「ポイントカードをお持ちですか」と聞かれるので、僕はいちいちカードを出していたこともあったが、1年経ってもポイントは500円にも達しない。
たった1%のことで、僕がその店でいつ何を買ったのかという個人情報が店側に蓄積される。
カードを使うと、お釣りとレシートを渡す時に「○○さま、お待ちどうさまでした」などと、店員さんが僕の名前をほかの客たちの前で口にするので、びっくりしてしまう。
レシートにも、僕の名前がフルネームでプリントされていて、なんとなく落ち着かない。
そういう店に限って、ポイントは1年間で消滅してしまう。
ポイントが消滅してしまったカードを手にすると、ばかばかしい気持ちになってくる。
それ以降、僕はポイントが1%のカードは使わない。
5%のポイントならば、店側に僕の個人情報が蓄積されるのも、やむを得ないかな、という気になるから、現金なものである。
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