東京でも久々の大雪
東京でも雪だ。
東京都心で5センチ以上の積雪があったのは5年ぶりという。
夕方になって、さらに雪は降り積もっている。
表の通りでは、車道にも雪が積もってきて、チェーンのない車は走れないほどになってきた。
大寒の翌日に、週末を待っていたかのように雪になったのは、雪も降る時を知っているかのようだ。
もう22年も前のことになるが、東京に記録的な大雪が続いた年があった。
1984年の1月から3月までほぼ3カ月におよび、この時は首都高速が断続的に通行止めとなり、通行できるようになってもチェーンをつけたまま走る車が多かったため、路面がズタズタに損傷してしまった。
この後遺症で、春になってから大掛かりな首都高速の路面補修工事が必要になり、何カ月もの間、激しい渋滞が続いていたような記憶がある。
84年の東京の積雪の記録については、このサイトに詳しい。
これほどでなくても、東京で5センチ以上の積雪を見ることは、毎年3回か4回は普通のようにあった。
むしろここ数年の雪が少なすぎたのであって、今日のような雪はこれでようやくかつての平年並みの雪という感じがする。
この雪は、明日朝には凍結しているのだろうか。
雪は人の心を騒がせる。一方で雪は、人の心を落ち着かせる。
この相反する作用は、都心の雪ならではのものかも知れない。
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