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2006/03/14

老朽化した避難ハッチを新品に取替え

06-03-14_15-51ベランダにある避難ハッチが老朽化して腐食がひどいため、今日、新しいハッチに取り替える工事が行われた。

全戸一斉ではなく、痛みのひどいところから順次、取り替えていくのだという。

さびついた古いハッチを取り除く作業は、電動カッターで切断していく。

あたり一面に、火花が飛び散る。

この火花をケータイで写真に撮ろうと、何枚もシャッターを切る。

火花はなかなかタイミングが難しく、パッと飛び散った時にシャッターを押しても何も写っていない。

飛び散る直前にシャツターを押してキャッチしたのが右の写真だ。

1時間ほどかかって、新品のピカピカハッチに取り替えられた。

作業員がまだいるうちにと、ハッチを開けてみようとしたが、これがなかなか難しい。

「ロックがかかっているから、それをまず、はずして下さい。簡単にはずれますよ」と作業員が言う。

が、このロックの位置が手探りなので、なかなか外し方が分からない。

四苦八苦してようやくロックを外しハッチを開くことが出来たが、実際に火の手がそばまで迫ってきている時に、落ち着いてロックを外すのは至難の業かも知れない。

このロックは、下の階のベランダからは外せない構造になっているのだという。

下のベランダから、泥棒などの不心得者がハッチを伝って上のベランダに上がって来るのを防ぐためという。

なるほど、と一瞬感心するが、裏を返せば、上のベランダから泥棒がハッチを伝って下のベランダに降りることは可能だということだ。

ともかく、避難ハッチが開けられるような事態は、どんなケースであっても起きてほしくないものだ。

ピッカピカの避難ハッチが、無用の長物のままで再び何十年後かに老朽化を迎えることを願うばかりだ。

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