東京のサクラ開花、気象庁は25日で民間は29日
今年のサクラの開花予報が、気象庁と民間気象予報会社で大きく食い違っていて、注目を集めている。
気象庁は今月1日、東京のサクラの開花は平年より3日早く、昨年より6日早い25日と予想した。
僕はこのニュースを聞いた時に、今年の冬は例年になく寒かったのに、なぜ、と不思議に思った。
説明によると、サクラは寒い冬の後で、2月と3月に暖かい日が続くと開花が早くなる傾向にあり、今年はそれにあてはまるのだという。
暖かい日なんて2月にはほとんどなかったのに、それでもこれから3月に暖かくなって開花が早まるのだろうか。
これに対して、民間気象会社の「ウェザーニューズ」は、東京のサクラの開花を平年並みの29日と発表している。
この食い違いは大きい。
サクラは開花から1週間で見ごろを迎えるとされていて、気象庁の予報なら4月1日(土)と2日(日)がお花見のピークになる。
一方、民間気象会社の予報なら、4月1日と2日はまだ2分咲き、3分咲きの状態で、見ごろは4月5日(水)ごろになり、その週末の8日(土)、9日(日)あたりの散り始めたころが、お花見のピークになるかも知れない。
気象庁はこのところ、今年の厳冬を暖冬と予想し誤るなど、大はずれが目立っていて、僕の感じでは25日の開花はあり得ないように思う。
結局のところ、29日開花という民間気象会社の予報の線に落ち着くのではないか、という気がしているが、さてどんなものだろう。
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