王ジャパン世界一、TV観戦後に号外ゲット
王ジャパンが第1回の記念すべきWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)で、王者キューバを10-6で下して、夢の世界一に。
これ以上ないほどの最高のドラマを、テレビの生中継でたっぷりと観戦した。試合終了後もテレビはスタジオと現地を結んで、興奮のワイドショーが続く。
その中で、街では早くも号外が配布されているということで、配られたばかりの号外が番組内で紹介された。
僕は、いまならば駅頭に行けば号外配布の現場に出遭うことが出来るかも知れないと思い、すぐに電車に乗って新宿へ。
号外配布に遭遇するためには、早すぎても遅すぎてもダメで、ちょうど配っているその瞬間に、居合わせなければならない。
新宿で配布している可能性は高いはずだが、東口か西口か、あるいは南口か。
今日は祝日で、東口方面の新宿通りが歩行者天国になっているので、号外を配布するなら東口の可能性が高い、とヤマを張ってすぐに東口へ。
号外を手にして駅コンコースを歩いている人たちが、ちらほらと目だってくる。
東口を出て、30メートルほどアルタの方に行った歩道で、日刊スポーツのお姉さんが声をはりあげて号外を配布中だ!
やった。こんなにピッタリと読みが当たるとは、王采配のおこぼれか、と嬉しくなる。
まずは1部をゲットして、続いて配布しているお姉さんの姿をケータイで撮る。
試合終了からまだ1時間ほどしか経っていないというのに、1面には「松坂-俊介-藤田-大塚リレー 9回イチロー、福留適時打でキューバを10-6」のカット見出しも入っている。
裏面は、「誤審、熱闘‥日本が燃えた8試合」の見出しのもとに、写真特集と各試合の詳細な経過とテーブル。
いったんは息の根をとめられたかに見えた日本が、世界の頂点に立つことが出来たのは、野球という1つのスポーツのワクを超えて、日本人に多くの勇気を与えてくれる。
直接の勝因ではないにしても、審判の誤審が日本中を沸き立たせ、これが選手たちの闘志をかきたてた側面も無視出来ない。
土壇場でアメリカの準決勝進出を断ち切り、日本に希望をつないでくれたメキシコの健闘も大きい。
そしてイチローの強烈な存在感には、これまでのイメージからは想像も出来ない凄みと迫力があった。
王ジャパンの世界一は、荒川静香選手の金メダルに続いて、末永く語り継がれる歴史的なビッグニュースとなっていくことだろう。
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コメント
テレビで号外が映しだされたのを見て、いてもたってもいられなくなりました。配っている号外をもらうのは快感です。はまってしまいそう。そのうち、ごうがいおたくになるかも。
投稿: BANYUU | 2006/03/21 22:24
野球にうとい自分も、おう!と思ったニュース。
号外もらいにわざわざでかけるとは、
だんだんまにあになってきましたね!?
投稿: 秋葉OL | 2006/03/21 22:04