今日はブログの更新が出来なかった。
だからタイトルも入れていない。
映画「第三の男」でアンナを演じたアリダ・ヴァリさん死去。
並木道でのラストシーンはあまりにも有名だが、この映画はハリー(オーソン・ウェルズ)とアンナの共鳴と連帯について、いろいろと考えさせられることが多い。
そして二人の精神的な結びつきをついに理解出来なかったお人よしのアメリカ人、ホリー(ジョセフ・コットン)の「正義」についても、まさにアメリカという国と二重写しになる。
このあたりの解釈については、「第三の男」とその時代背景という考察がなかなか鋭い。
アリダ・ヴァリさんのご冥福をお祈りいたします。
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